2017年10月12日木曜日

お客さん目線ということ

最高気温が昨日と10度も違うという一日となりました。昨日までの半袖姿は長袖にベストという姿に
変わりました。選挙情勢を見ると希望の党の支持が一気に下がっています。人心を見誤るとこんなことになるという見本のようです。ただしこれは現段階での結果論です。何が人心を引き付けるのかということは誰にも分りません。大衆はどんなことに共鳴し、どんなことを嫌がるのかということを見極める必要がありますし、マスコミがどういう反応をするのかということも予測しなければなりません。また、日本人の特性として判官びいきということがあります。判官びいきとは源義経から来ています。簡単に言うと日本人はまじめに頑張っている姿が好きで、卑怯な手や傲慢なやり方を嫌悪します。そしてひたすら純粋に頑張っている方が不利な状態になった時に、大声援を送るのです。立憲民主党の支持が広まったのも、これと無縁ではないと思われます。

サラリーマン時代にホテル勤務を経験し、いくら有能であっても、上から目線では物事がうまく進まないことを経験しました。また、お客様の気持ちを理解するためには、実際に自分が客として利用して見ることが大切だということも学びました。机上でいくら分析しても通用しません。

政治も同じだと思います。国民の大多数を占める庶民の気持ちは、庶民と同じ生活をしなければわからないと思います。上から目線では支持は得られないわけです。いまのところ小池百合子さんは選挙にもリーダーシップがいると勘違いされたのではないでしょうか。
 

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