2017年10月30日月曜日

ブラックボックス



伊藤詩織さんのノンフィクション「ブラックボックス」を読みました。許しがたいことですが、こういう男性がいることが情けない思いです。
この本を読み、そして前TBSワシントン支局長の山口氏がHanadaに書かれた手記を読んでみた結果、山口さんの方が圧倒的に分が悪いと感じました。伊藤詩織さんは、著書ブラックボックスの中で、自分に不利なこともありのまま書いているように思います。それに対し、山口さんは核心を突いた反論はなされていません。彼女のためにあえて言わないという表現もありますが、彼女から犯罪者と言われているのですから、無実だと思うなら徹底的に反論すべきだと思います。
そして伊藤詩織さんは、公の場で会見を開いているのですし、著書も出版されたのですから今更隠すこともないわけです。不起訴妥当という判決で無実が決まったと思うなら、同じように公の場で反論の会見をされては如何と思ってしまいます。ほとぼりが冷めるまで知らぬ存ぜぬを決め込むなら、それも一方法でしょうけどね。
人間ですから人を好きになったり、自分の思いのままにしたいという欲望が生まれるのは否定しませんが、もういい大人なんですから自分をコントロールすることは出来るはずです。それをしなかったのは傲慢さとしか言いようがないと思います。もし、ブラックボックスに書かれていることが事実でないなら、冤罪ですから徹底的に戦うことを勧めます。
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿