2017年12月13日水曜日

寺院葬拡大の傾向

お寺で葬儀をしますというと珍しいですねと言われていましたが、ネットを調べて見るとお寺での葬儀が徐々に増えて来ているのがわかります。葬儀社のサイトにも寺院葬についての説明が書かれています。メリットとしては、荘厳な感じやや落ち着きのある空間で葬儀が出来る、お寺全部を貸し切りに出来る、荘厳費用や祭壇が不要なので経費を安くあげることが出来るなどがあげられています。一方デメリットとしては、宗派が決まっている点、駐車場に難がある点などがあげられています。

インターネットで検索すると最近になって寺院葬が出来ることをアピールしているお寺が目立ちます。増えてきた要因は家族葬が一般的になったためだと思います。人数でいきますと40名というのが一つの目安になっているようです。40名ですとどこの寺院でも葬儀が出来るということでしょう。家族葬であれば車の相乗りも可能ですから駐車場の問題もありません。宗派を超えてというのは、本堂の荘厳があるので無理ですが、仏教というくくりで荘厳した会館などを持てば不可能ではないかも知れません。90年代から広がった葬儀社による会館葬が、一つの潮目を迎えたということが出来るかも知れません。また、一方では僧侶も呼ばない直葬などもありますので次の流れは読めませんが、おそらく多様化というより二極分化していくのではないかと思っています。
 

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