2017年12月14日木曜日

銀行がお金を預からない時代

最近は法人でも個人でも新規に口座開設をしにくくなっているそうです。何故かといいますと、現在の都市銀行の預貸率が約50%程度で地方銀行の預貸率が約70%と低迷しているからだそうです。つまり預かったお金を運用するところが少なくなっているということです。一方銀行が日銀へ預けようとすると手数料を取られますので、運用先のない資金は持たないほうがいいということになります。
現在の預金利率は、100万円を1年間定期預金しても利息は年間で80円ほどです。利息はほとんどつきません。でもこれはまだ良いほうで、将来的には預金すると手数料を取られるようになると思います。これは、タンス預金だと盗難や火災のリスクがあるのに対し、銀行だと安全に管理できるという理由です。
実際に日銀は手数料を取っていますので、都銀や地銀もその流れに乗るのは間違いないところです。送金や振り替えに手数料がかかるのは理解できますが、預金をすると手数料がかかるということに慣れるには時間がかかりそうです。手数料を払うくらいなら、現金で持つということになると、今度は犯罪が多発するようになるかも知れませんね。

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