2017年4月13日木曜日

会計監査

鳥取因幡組の会計監査が行われました。監査役は僧侶1名、門徒1名で構成されています。僧侶1名が時間になってもお見えにならないので電話したところ、明日と勘違いしていたとのことでした。4月は様々な行事があり、明日も連絡協議会という会議があります。思い込むと間違えやすいので、書き物を見るなどして気を付けなければなりません。

今回の出納は手持ち現金なしで処理してありましたので、通帳との照合と証憑書類の確認だけで終わりました。規模が小さい場合は、手持ち現金なしでの処理の方が確実です。

鳥取因幡組は、組でインターネットバンキングをしていますので、金融機関に出向くことなく口座間の振り替えや受け入れ、入出金の確認が出来ますので大幅な時間節約になります。心配なのはネット犯罪からの防止ですが、金融機関の指導を守り必要な対策ソフトを導入していれば、万一不正送金されたとしても金融機関が保障してくれますので、実害はありません。ただ、パソコンが苦手な人にはお勧め出来ません。巧妙な詐欺に引っかかる可能性があるからです。偽サイトを見破るにはそれなりの経験とインターネットの仕組みを知っていることが必要となります。

これからは門徒数が減少し、寺院会計自体も規模が小さくなりますので運転資金という面では、不安定になります。賦課金を早期に集める手段として、早期完納還付金などの仕組みがありますが、この仕組みも機能しなくなってくると思われます。必然的に鳥取因幡組の会計規模も小さくなり、活動も縮小していくと思われます。地域で婦人会や老人会などが消滅していったように、いずれ寺院も中間組織不要論が出て来るのではないかと思います。そうなると組や教区の単位も変わり、機能も変わって来るでしょう。寺院の統廃合は全宗派に関わることですが、まだどの宗派も具体的な方針は出されていません。これからは、単立で成功している寺院の取り組みが参考になるような気がします。

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