この本は、スピリチュアリズム、星占い、血液型占いのような狭義のオカルトに止まらず、STAP細胞事件のような広義のオカルトも扱っています。そして、人々はなぜ騙されるのか、なぜ妄信するのか、なぜ不正を行うのか、なぜ自己欺瞞に陥るのか、なぜ嘘をつくのか、なぜ因習に拘るのか、なぜ運に任せるのか。なぜ迷信に縛られるのかを一緒に考えることが出来る本です。
約2/3がSTAP細胞を巡る騒動について書かれています。中身については書きませんがSTAP細胞論文はすべてねつ造であったことが詳しく説明されています。人はいかに騙されやすいかということですが、私の書いている院家日記も、頭から信じないで下さい。意図的にではないですが、間違っていることを書いている可能性もあります。事実わたしもSTAP細胞はあるかも知れないと思っていたくらいですから。あそこまで完璧に演技されると1割くらいはホントなんじゃないかと思ってしまいます。
最後は自分で判断するしかないのですが、こういう本を読むと自分も信じられなくなります。宗教にはオカルト的な面がありますし、科学もすべてが解明されるにはまだまだ多大な時間を要すると思います。客観的に見るとおかしいことが蔓延しているのが現代であります。宗教者のさらなる学習が求められます。
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