世界的にも将来は電気自動車が主流になって行くでしょうが、電気だからCO2も出さないし環境にやさしいと思いがちです。確かに車はCO2を出しませんが、必要とするエネルギーは電気です。電気は発電所が生み出しているわけですから、大元は火力であったり水力であったり原子力であったりしています。火力発電所はCO2を発生していますので、電気自動車が増えれば、そこの発電量が増大するということになります。
結局は石油というエネルギーを電気に変換していると考えることが出来ます。また、電気自動車といってもガソリンを入れてエンジンを回し、それを電気に変えているものもあります。実際は変換効率の問題に行きつきます。
現状では電気自動車は売れていません。その理由は値段が高い、充電施設が少ない、低温に弱い、夜間にエアコンをつけ、ライトをつけ、ワイパーを動かすなど条件が悪いと100キロ走れないなど、課題がありすぎるからです。今は数少ない電気自動車ですが、普及すれば予想外のことが発生して来るでしょう。また、バッテリーの寿命や交換費用など情報が十分ではありません。興味はありますがまだしばらくは様子見という感じです。
0 件のコメント:
コメントを投稿