2017年10月10日火曜日

寺子屋コンサートの今後






 

お寺でやるコンサートも13回目を迎えましたが、自分ながらよく続いていると思います。今回初出演のHarucaさん、初めて聞く歌をたくさん聞かせていただきました。作詞作曲をされるのですね。その若さで素晴らしいです。ふるさと山形を離れて、鳥取の地で就職されるそうです。これからも応援させていただきます。
モモ&モモさんの坊さん臭いコンサートは、他では聞けません。先輩とは思えないほど若々しいです。若い時の苦難を乗り越えた味が染みわたります。
養源寺の寺子屋コンサートは、少しづつ進化して行ったと思います。そして今回が一番良いコンサートになったと思います。そういう気持ちでやることが大切だと思います。何事もやるときは全力投球。それが人の心に響くことにつながると思います。キャスト、スタッフ、お客様が満足感の残るコンサートにしたいと心がけています。
世の中には世代交代ということがあります。起業家から次の世代へということもありますし、政治の世代交代ということもあります。お寺の住職が次に渡すことも世代交代です。お寺は企業でいうとほとんどが零細です。実態は住職と坊守で成り立っているお寺が多いと思います。そのため住職のカラーがふんだんに出せます。
活性化してにぎやかなお寺になるのか、ほとんど活動しないお寺になるのかは、住職次第と言えます。いろんなイベントをやったり、地域の皆さんに寄っていただけるお寺にするのも一方法ですが、じっくりと教義を研究し、仏教を必要としている方に向けて法座中心のお寺にしていく方法もあります。どれが正解ということはありません。
養源寺も世代交代が来れば、中身は変わってくると思います。前住職と現住職の目指す方向も同じではなかったと思います。今の寺子屋コンサートが次も続くかどうかは分かりません。次の住職が考えればいいことです。吉田拓郎の歌にあるように、新しい船は新しい海に出ればいいと思います。

現住職は、今から来年のコンサートの構想を練ります。
 

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