2017年3月28日火曜日

モノに興味を示さなくなるとき

198742日~200441日生まれの人を「さとり世代」というらしいです。イメージは、伝統文化の価値を重視する、無駄遣いしない、車を欲しがらない等が伝わっていますが、まだあると思います。これだけを見ると熟年老人のようでもあります。私などは、若いときは便利なものや新しいものが欲しくてたまらなった記憶があります。最近になってやっと持ち物を少なくしたいと思うようになりました。車もいずれ手放すようになると思います。

さとり世代の人は、生まれた時からモノが世の中に溢れ返っていました。そうなると、本当に必要なモノしか欲しいと思わなくなると思います。昔は電子機器と言えば、電卓かパソコンくらいのものでした。一台しかないものを大切に使いました。最初は同じ気持ちで、タブレット類を買いました。Ipad、ネクサス、Kindleipodtouchなどを買いましたが、人にあげたり埃をかぶっていたりで使っていません。一つを使いこなせば十分用は足りるのです。モノを大切にするほうだったのですが、これだけ多いと手が回りませんし、それぞれの必要性を感じません。モノがあふれているということは、興味を示さなくなる理由ではないでしょうか。
そして今はすべてのものが多機能となっています。スマホは音声通話やメールだけに使うのもではなく、写真、ビデオ、メモ帳、録音機、手帳、読書、映画鑑賞、電源のリモコン、防犯カメラなど多くのことに使えます。個別の機械を持っていなくても不便ではありません。そのこともモノに興味を示さなくなることの要因だと思います。これから何がどう進化していくのか見守りたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿