著者は前波仲子という方ですが、調べて見ますとどうも男性のようです。次のように紹介されています。明治文化の熟る頃生れ、鹿兒島中學・三高中退の上、東京商科大學を卒ゆ。銀座松屋宣傳課長・婦人世界主筆を經て、目下は經濟・女性の著述と講演。全國に足跡いたらざる無し。
全部で830ページにも及ぶ本で、大項目だけ見ても多岐にわたっているのがわかります。第一編新時代の社交、第二編清らかな処女時代、第三編結婚準備の花嫁学問、第四編新時代の夫婦学、第五編今日の妊娠と安産、第六編新しい育児、第七編家庭生活の合理化、第八編滋養・味覚に富む料理、第九編新時代衣服裁縫編物、第十篇手軽に出来る衣服整理の秘訣、第十一編住みよい住宅・便利な台所、第十二編近代色美容、第十三編新版家政学、第十四編小児病一切の手当・予防秘訣、第十五編現代職業婦人万華鏡、第十六編近代女性の趣味、第十七編非常時と婦人の活動、付録家庭便利寶典
これを見ると読んでみたくなるでしょう。明日は少しだけ紹介します。
0 件のコメント:
コメントを投稿