2016年10月26日水曜日

来年の年回通知

お寺の大切な任務に、一周忌や三回忌などのご案内があります。宗派によって多少違いますが、浄土真宗ではそれ以外に七回忌、十三回忌、十七回忌、二十五回忌、三十三回忌、五十回忌があります。

回忌という名前は数え年ですので三回忌は二年後となります。何故数え年と思われるかも知れません。亡くなることを往生と言いますが、意味は浄土へ往って生まれるという意味です。生まれるというのは仏に成って生まれるということです。ですから誕生と同じように数え年で数えます。

丁寧に対応しようと思えば、それぞれ4~5ヶ月前くらいにご案内した方が良いのでしょうが、そこまで対応出来ていないのが現状です。来年が○回忌に当たりますということで、毎年10月頃に出しています。寺院によっては本堂に一覧表を掲示されることもあるようです。

当山の場合はパソコンで管理していますので、抽出は比較的簡単ですが手書きの過去帳をめくって抽出するとなると、かなり大変です。新しくご門徒になられた方のご先祖の年回を手書きの過去帳に挿入するのも大変です。

パソコンをマイコンと言っていた当時プログラムを組むのに、10行毎に入力していたのを思い出しました。後で追加する場合は空けてある行にプログラムを挿入していました。9行までは追加できました。過去帳もそうしておけば良かったかも知れませんが、そうすると量が膨大になります。昔はどうしてたのでしょうね。

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