2018年1月17日水曜日

人生七十古来稀なり

阪神淡路大震災から今日で23年経ちます。もうそれだけ経ったのかと時の流れに戸惑いを隠せません。今夜月参りにお邪魔したとき、そこのお宅の奥さんが同い年だったので、「住職さん我々も古希を迎えましたねぇ」としみじみと言われました。

今年高校卒業50周年の同窓会が行われますが、古希は数え年の70歳のことですので、早生まれの人以外は、50周年イコール古希となります。杜甫が人生七十古来稀なりといったように、昔は稀だったようですが、現代では100歳以上も稀ではなくなったようです。阪神淡路大震災があった時は45歳でした。その時には古希を迎えることなど思いもしなかったのですが、こうして迎えてみると気持ちはその時とあまり変わらないようです。

ある説によると一生における心臓の鼓動数は一億回と決まっていて、それによって寿命が決まっていると言います。鼓動の早いものは寿命が早く来ます。人間の一億回は40代で訪れるそうで、それ以降はおまけの人生だそうです。おまけならおまけらしく、苦労なしで生きて行きたいものですね。
 

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