2018年1月22日月曜日

日本の仏教


普段読む仏教書は、釈尊、法然、親鸞など釈迦の仏教に関するものや、浄土仏教、浄土真宗に関するものが多いのです。他宗については体系的に学んだことはなかったので、この際天台宗、真言宗、曹洞宗、日蓮宗について少しかじって見ることにしました。

と言いますのも相談に来られる方の中には、他宗の方もありその宗派のことを何も知らないでは良くないと思ったからです。もちろん専門的に勉強するわけではありませんので、一般常識程度です。浄土真宗では門徒さんも含めて他宗のことを勉強する方はあまり見かけません。日本の仏教を大きく分けると、奈良仏教、密教系、浄土系、禅系、日蓮系となります。一番驚くのは一つの宗の中に派がたくさんあることです。唯一纏まっているのは曹洞宗ですが、そこにも総持寺と永平寺という二つの本山が存在しています。

成り立ちを見るとそこには時代背景が大きな要素を持っていたことがわかりますが、どこの宗も釈尊の仏教からは、かけ離れたものとなっています。それをどう取るかは各人の自由ですがそれを必要としている方がある限り否定することは出来ません。中身は共通の紙面編成もたくさんありますので、全部を読む必要はないと思います。一冊読めばある程度他宗のこともわかるように編集してあります。

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