浄土真宗本願寺派では、僧侶を中心とした組織以外に、ご門徒さんを中心とした組織が複数あります。各寺院の総代さんを束ねる門徒総代会、壮年部を束ねる仏教壮年会、婦人部を束ねる仏教婦人連盟、主に坊守(ぼうもり:住職の配偶者)を束ねる寺族婦人会、子供会や青少年部を束ねる青少年研修部、門徒推進員を束ねる門徒推進員連絡協議会、門徒推進員を養成する連続研修会の6つが鳥取因幡組にはあります。
それぞれが独自予算をもち、独自の活動をするわけですが、鳥取因幡組の基本方針とすり合わせをするため、毎年この時期に寺院と教化団体との連絡協議会を持っています。お互いの予算の整合性、同時期の研修会の調整や統合、経費節減策の共有、独自活動の成果の共有など活発な議論が展開されます。中には執行部のリーダーシップを問うものなどシビアな意見も出ます。
執行部としては各団体の規模や力量を勘案しながら最大公約数で意見意見一致をさせるところが、手腕となります。決して上位下達ではありません。組織運営の基本はそこにあるような気がしています。2時間半しっかり議論が出来ました。その後、定例組会に向けての執行部会を開催し協議を行いました。なかなかハードな一日でした。
お寺の住職が徒然なるままに、お寺のこと、仏教のこと、日頃の出来事、興味あることなどについて書き綴っています。毎日投稿することを心がけています。5年間続けていたブログが閉鎖されたので、2016年11月よりこちらを利用しています。
2017年4月14日金曜日
2017年4月13日木曜日
会計監査
鳥取因幡組の会計監査が行われました。監査役は僧侶1名、門徒1名で構成されています。僧侶1名が時間になってもお見えにならないので電話したところ、明日と勘違いしていたとのことでした。4月は様々な行事があり、明日も連絡協議会という会議があります。思い込むと間違えやすいので、書き物を見るなどして気を付けなければなりません。
今回の出納は手持ち現金なしで処理してありましたので、通帳との照合と証憑書類の確認だけで終わりました。規模が小さい場合は、手持ち現金なしでの処理の方が確実です。
鳥取因幡組は、組でインターネットバンキングをしていますので、金融機関に出向くことなく口座間の振り替えや受け入れ、入出金の確認が出来ますので大幅な時間節約になります。心配なのはネット犯罪からの防止ですが、金融機関の指導を守り必要な対策ソフトを導入していれば、万一不正送金されたとしても金融機関が保障してくれますので、実害はありません。ただ、パソコンが苦手な人にはお勧め出来ません。巧妙な詐欺に引っかかる可能性があるからです。偽サイトを見破るにはそれなりの経験とインターネットの仕組みを知っていることが必要となります。
これからは門徒数が減少し、寺院会計自体も規模が小さくなりますので運転資金という面では、不安定になります。賦課金を早期に集める手段として、早期完納還付金などの仕組みがありますが、この仕組みも機能しなくなってくると思われます。必然的に鳥取因幡組の会計規模も小さくなり、活動も縮小していくと思われます。地域で婦人会や老人会などが消滅していったように、いずれ寺院も中間組織不要論が出て来るのではないかと思います。そうなると組や教区の単位も変わり、機能も変わって来るでしょう。寺院の統廃合は全宗派に関わることですが、まだどの宗派も具体的な方針は出されていません。これからは、単立で成功している寺院の取り組みが参考になるような気がします。
2017年4月12日水曜日
北朝鮮をめぐる情勢
昨年の龍谷大学同窓会で龍谷大学教授・李相哲さんと少しお話しをしましたが、北朝鮮をめぐる情勢が混沌としている中で、李李相哲さんのテレビの露出度が高くなっています。最近も北朝鮮に対する様々な制裁処置にも体制がビクともしない理由について書かれていました。
北朝鮮の考え方は主権在民ではなく、住民が存在しているのはトップを守るためであるということです。言ってみれば神に近い存在と言えます。そこが韓国とは全く違うところです。ですから住民が餓死しても暴動は起りません。
今日のニュースで気になったのは、日本政府が米国に対し、北朝鮮への軍事行動に踏み切る際には事前協議をするよう要請し、米側も応じる意向を示しているというものでした。こういう報道がされると、まさか軍事行動はしないだろうという論調が危うく聞こえます。
北朝鮮は弾道ミサイルによる攻撃目標を日本の米軍基地と明確に述べていますので、万一軍事行動が起これば、日本が戦地となります。被害は想像出来ないものになる可能性もあります。
一番最初はそれほど大きくなかった金正男氏の殺害報道でしたが、ここにきて非常に大きな意味を持ってきました。北朝鮮もまさかアメリカがこれだけ反応するとは思っていなかったでしょう。杞憂に終わればいいのですが、北朝鮮情勢から目が離せなくなりました。2017年4月11日火曜日
仏教の危機
個人的な見解ですが、歴史的に見た場合仏教の危機と言うのは何度かありました。一番最初は釈尊の死でしょう。釈尊はすべて口伝であったと言われますから、その教えは死と共に忘れ去られる運命にあったと思われます。口伝を結集しお経と言う形で残したことで生き残ることが出来ました。
その次は、大乗仏教の登場でしょう。理屈が通るならということで、上座部仏教とは別の形で作られたものです。しかも釈尊の教えより上位に位置付けていましたので、場合によっては釈尊の仏教が消えてしまいかねない状況でした。これものちの学問で明らかになり、仏教の系統がはっきりしました。その次は日本の明治維新でしょう。僧侶という身分が無くなり、行政機関としてのお寺の役割が終わったのです。与えられていた特権が無くなり、寺請け制度も廃止され、お寺や僧侶の役割が無くなるかと思われました。ところが政府が焦りすぎて、神道で国教を作ろうとしたため、反対勢力の力が強まり思い通りになりませんでした。本当でしたら寺請け制度の廃止と共に、檀家制度も崩壊するところでしたが、仏教を信ずるのも自由にしたため今日まで残っています。
今ある仏教の危機は深刻です。少子化による家族制度の崩壊は、そのまま檀家制度の崩壊につながりますし、葬儀が慣習化したため宗教色が無くなり、僧侶不在でも葬儀が成り立つようになりました。檀家と葬儀の二つが無くなれば、お寺不要論も出て来ると思います。お寺ももう一度原点に戻って考えるときが来たようです。2017年4月10日月曜日
叔母の再々入院
寒暖差の多い日が続きます。今朝は叔母が救急車で市立病院へ向かったという電話で一気に慌ただしくなりました。朝の検温で38.5分の熱があったということから、かかりつけ医に行ったところ、肺炎の疑いがあるので救急車で市立病院に行きなさいという指示があったものです。
急いで駆けつけましたが、行ったときはまだ診察中でした。それからレントゲン、CT、血液検査、問診などの検査があり、結果を見て説明がありました。結果的には緊急入院となりました。感染症と肺炎の疑いがあり、高齢のため全体の機能が弱っているとのことでした。元気な時でも要介護4ですから、入院したら全看護となります。
病室に入るまでで救急搬送から5時間かかりました。病室に入ったときは、熱も少し下がり7度台に落ち着きました。それから入院の準備のため自宅にいったん帰り、タオル、バスタオル、着替えの下着、入浴セット、スプーン、湯飲みなどを持って再度病院へ行きました。坊守は朝から熱が出た孫の世話、私は母の食事、洗濯と叔母の付き添いなど多用な一日となりました。
病院では待ち時間が多くありましたが、スマホを持っていたので、今度の日曜日の出向法座の内容整理、連研の総括文作成、hasunohaへの二件の投稿などが出来ました。また、医師からの説明は聞き逃しが無いようしっかり録音し、あとでノートに書き留めました。スマホ様様でした。
病室に入るまでで救急搬送から5時間かかりました。病室に入ったときは、熱も少し下がり7度台に落ち着きました。それから入院の準備のため自宅にいったん帰り、タオル、バスタオル、着替えの下着、入浴セット、スプーン、湯飲みなどを持って再度病院へ行きました。坊守は朝から熱が出た孫の世話、私は母の食事、洗濯と叔母の付き添いなど多用な一日となりました。
病院では待ち時間が多くありましたが、スマホを持っていたので、今度の日曜日の出向法座の内容整理、連研の総括文作成、hasunohaへの二件の投稿などが出来ました。また、医師からの説明は聞き逃しが無いようしっかり録音し、あとでノートに書き留めました。スマホ様様でした。
2017年4月9日日曜日
春の鳥取砂丘一斉清掃
3年ぶりくらいに春の鳥取砂丘一斉清掃に鳥取ライオンズクラブとして参加しました。主催は鳥取砂丘美化運動協議会で、昭和55年から春と秋の年二回実施しています。清掃する範囲は広く千代川河口付近から東へ約7キロメートルの砂丘海岸のゴミを拾います。私も10回程度は参加していると思います。
今日はあいにくの霧雨模様でしたが、朝7時に鳥取市役所のホームページで確認すると、実施しますということでした。昔は花火を打ち上げたり、電話で問い合わせをしていたものですが、今はネットで確認します。また、昨年までは各団体の代表者を集めた会議があり、そこで清掃場所の区割りや駐車券、ゴム袋などの配布を受けていましたが、今年は代表者会議が無くなり、ゴミ袋や駐車券は市役所の協働推進課で受け取ることになりました。この活動が定着してきたことの現れです。また、参加団体との連絡手段もすべてメールが中心となりました。時代の変化を感じます。
長年清掃してきた成果で、砂丘一帯にはゴミがほとんど無くなりました。ただ、波打ち際には大量のゴミが打ち上げられています。多くはペットボトル、空き缶、空き瓶などの不燃物ですが、漁船に関連した浮やロープなどもあります。ペットボトルや空き缶にはハングル文字が書かれたものもあり、海の向こうは韓国であることを感じさせます。
海岸縁を清掃した人はすぐにゴミ袋がいっぱいになってしまいます。大体1時間程度で清掃を終わりますが、集積所には多くのゴミがうずたかく積まれていました。集まられた多くの方に感謝致します。
2017年4月8日土曜日
映画「ハドソン川の奇跡」

見たかった映画をやっとブルーレイで見ることが出来ました。2009年1月に起こった事故を元にした映画ですが、事故まではドキュメンタリーと言ってもいいくらいの作品です。パイロットのサリーは、私とほぼ同年代です。58歳の時の事故ですから、今は多分66歳です。操縦士も副操縦士も特典映像の中で長いインタビューに答えています。
映画では事故調査委員会の追及で、ヒーローか犯罪者かの瀬戸際に立たされますが、実際は終始ヒーローだったようです。同じく特典映像で見た操縦士サリーの生い立ちですが、まさにヒコーキ野郎の人生です。セスナ方始まり、空軍パイロット、民間機パイロットと空に生きたと云っても過言ではない人生です。
高度3000フィートからの両エンジン停止は、マニュアルにもありません。あったのは高度20000フィートからの帰還です。なぜマニュアルに低空からの両エンジン停止の場合が載っていないかは明確です。対処のしようがないからです。そんな高度で良く帰還出来たものだと思いますが、この機長でなったら不可能だったでしょう。乗客乗員155名が全員帰還出来たのは、自分の力ではないクルーや管制官、乗客、救助隊、警察すべてのおかげだと言っていました。
こんな事実があったとは信じられませんが、両エンジンに鳥が吸い込まれ推進力がゼロになるという予測不可能なところからスタートしたこのドラマは、絶体絶命の人に生きる希望を与えてくれます。何度見ても素晴らしいこの映画を、もう一度150インチのスクリーンで見ることにします。
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