2017年6月7日水曜日

お寺の役割り

お寺が葬儀に関わるのは当然ですが、この度叔母の葬儀を通してみて、お寺の関りはほんの一部であることがよく分かりました。それに比べ葬儀社は、看取り直後から遺体の搬送、清拭、納棺、役所への手続き、火葬場の手配、葬儀進行、お斎、死亡後の事務手続き、グリーフケアまで遺族のお手伝いをされます。

当山の場合は門徒会館や本堂を使いますので、葬儀社の方の動きがよくわかるのですが、葬儀が終わった後どういう取り組みをしておられるのかは分かりませんでした。実際は葬儀が終わっても一段落というわけには行きません。銀行口座の復活手続きや役所への各種手続き、相続の問題などやらなければならないことがたくさんあります。しかし、お寺はそういう事の相談にのって来たでしょうか。そういう事のノウハウを持っていたのでしょうか。
今回喪主となり、葬儀を経験して見て、喪主の戸惑いが分かりました。これからは看取りからグリーフケアまで関わることが出来るようなお寺を目指して行きたいと思いました。

2017年6月6日火曜日

騙されやすい血液型

こんなものが載っていましたので紹介します。著者は草彅健太さんです。
■第1位 B型……なんでも鵜呑みにしてしまう
 その素直さで愛されるB型ですが、素直すぎて人から言われたことは全部信用してしまいます。周りから「それ怪しくない?」と注意されても、楽観的に考えてしまうので聞く耳を持ちません。だまされたとわかった瞬間は激しく落ち込みますが、切り替えが早いのですぐに忘れます。そのため、似たような手でだまされてしまうことも多いのです。
■第2位 O型……信じている相手は疑えない
 O型は仲間意識が強く、お人よしです。家族や友達は全面的に信じているので、怪しい雰囲気の話でも、「この人が私に変な話を持ってくるはずがない」と、疑うことをしません。だまされていたことがわかってからも、「何か事情があるんじゃないか」と相手を心配してしまうくらいです。
■第3位 A型……うまい話は、まず疑う
 真面目なA型は、うまい話や儲け話は、何か裏があるのでは……? と疑ってかかります。とはいえ、波風を立てるのが好きではないので、たとえ何か誘われたとしても、答えは曖昧に濁して終わらせ、信頼できる友人に相談。やっぱりおかしいよねと決まれば、そのままそっと距離を取るのです
■第4位 AB型……大抵のウソはすぐ見抜く
 論理的思考にたけているAB型。相手の話を聞いておかしいと感じたら、徹底的に問い詰め、大抵のウソはすぐ見抜いてしまいます。そのためだまされることはめったにありませんが、普通の話でも同じようなスタンスで聞いてくるので、周りは「もうちょっと肩の力抜いたら?」と思っているでしょう。

2017年6月5日月曜日

最愛の叔母の葬儀を勤めました

おかげさまで叔母の葬儀を恙無く執り行うことが出来ました。私に大きな影響を与えた叔母ですが、同じように大きな影響を与えらた方々がおられます。皆さんが叔母からDNAを一つづついただいたようなものです。私は叔母のこの部分、あなたは叔母のこの部分というふうに影響を受けたのです。
考え方によると、そういう影響を受けた人々のDNAを寄せ集めることが出来れば一人の叔母が復活すると思いました。人は死んでも死なないという言葉がありますが、まさにその事ではないかと思いました。
それ以外にも、地球上の炭素の量は地球が生まれた時から全く変わっていないという事です。という事は、自分の体を形作った炭素は、自分が無くなった後は何かになって生かされているのだと思えます。虫になるのか、花になるのか、木になるのか分かりませんが、形を変えて生まれ変わっているのは事実だと思います。仏教の教義は分からなくとも、輪廻転生とはそういう事だと思えれば、お浄土の世界も味わうことが出来るようになります。

2017年6月4日日曜日

叔母の旅立ち

昨夜テニスの全仏オープン男子シングルス3回戦、錦織圭VSチャン・ヘヨンを見ていましたが、7-5, 6-4, 6-7 (4-7), 0-3となり、錦織圭危うしと思ったところ、雨のため中断となりました。中断の待ち時間を利用して、卓球世界選手権の混合ダブルスの決勝戦である日本VS台湾の録画中継が流れることになりました。

吉村真晴/石川佳純組が陳建安/鄭怡静(台湾)組と対戦する白熱の試合です。日付が変わった頃お寺の電話が鳴りました。一瞬嫌な予感がしましたが、受話器をとったところ、叔母が危ない状態だとのことでした。すぐにタクシーを呼んでケアハウスに向かいました。

午前0時25分の往生でした。しばらくの間語り掛けましたが、返事はありませんでした。満で93歳と4か月の人生でした。私は幼い頃は叔母の子供のように愛されました。大きくなってからは、人生や政治、平和について大きな影響を与えてくれました。正義感が強く、友達の人生を自分の事のように喜び悲しみ、物欲のない叔母でした。そのせいか友人がたくさんいました。今日は沖縄出張のため来れなかったけど、叔母を愛してくれている東京在住の方がおられます。沖縄の帰りに鳥取に来てくれるそうです。何故か分かりませんが叔母の熱烈なファンがいます。
この度は、経験したことのない喪主と導師を合わせてやることにしました。法話が喪主挨拶と説法を混ぜたようなものになりますが、ご容赦下さい。

2017年6月3日土曜日

素人の趣味はどこまでも

銀行マンを務めあげた方の三回忌のお勤めをしました。子供さんがおられないご夫婦だったので、退職後はそれぞれが趣味に生き甲斐を持っておられたようです。クラシックを聴くことと歴史研究、プラモデル作りが趣味だったようで、一部屋はまだプラモデルの箱で埋まっているという事でした。残された奥様にとっては何の興味もないものらしいですが、ご主人のものであったということで捨てられないようです。

知人にコレクターの方が何名もおられますが、アマチュアといえども侮れない方がおられるのはびっくりします。木彫りの人形作家の方は三部屋を創作した人形の置き場にされています。レコードやCDを集めている方は多いと思いますが、2万枚とか3万枚という規模になると、家が傾くのではないかと心配になります。陶芸が趣味の方もありますが、工房専用の家まで手に入れてしまって本業はどうなるのだろうかと心配しています。

世間話をしている範囲であればわからないのですが、何かのきっかけで趣味を知ることがあります。自分の趣味のことになると皆さん饒舌です。聞いたことのない専門用語や苦労話が次から次に飛びだして尽きることを知りません。

趣味があるという事は良いことだと思います。そこから住む世界がどんどん広がって行きます。釣りバカ日誌の浜ちゃんではありませんが、趣味を通じて年齢や地位などを超えた人間関係が生まれます。健康に留意して趣味を続けることにしましょう。 

2017年6月2日金曜日

法事参拝者の減少傾向

週末になると法事というのは、昔からのお寺の風景ですが、お参りの人数が減って来たことに改めて気づきます。それは控室を準備するときに、襖を外して大部屋に展開することがめっきり少なくなったことです。三年ほど前までは月に四、五回襖を外していたのですが、最近は月に1回もないくらいです。

少子化になったことも原因していますが、高齢によりお参りが出来なくなった方が多くなったことも理由の一つです。また、昔のような親戚付き合いが少なくなり、最小単位の家族だけで法事をすることが多くなったためだと思います。

親戚付き合いがなぜ少なくなったのかを考えて見ますと、煩わしいと考えている人が多くなっているようです。また、冠婚葬祭の付き合いはお金がかかるものです。非正規雇用が多くなっている現代はそういう出費を減らしたいと思っているのかも知れません。それ以外にも現代は離婚、引きこもり、うつ病、認知症介護などあまり人に知られたくない事情を抱えている人も多くなっています。親戚が集まる場に顔を出すことで、気まずい思いをしたくないのかも知れません。

昔は葬儀、四十九日、一周忌くらいまでは同じくらいの数の親戚が集まっていたものですが、今は日を追う毎に人数が減っています。一周忌は一家族だけという法要も珍しくありません。また、二つの法事をまとめて勤めるということも増えて来ましたので、簡略化がどこまで進むのか気をもんでいる今日この頃です。

2017年6月1日木曜日

衣替えの時節です

今日から衣替えです。お寺ではすべての法衣が冬用から夏用に変わります。衣の下に着る白衣、布袍、黒衣、色衣、輪袈裟、五条袈裟、七条袈裟まで衣替えです。衣替えとなると今まで使っていたものは洗濯することになりますが、一般の洗濯屋さんではなく衣専用の京都の洗濯屋さんに出します。袈裟類は出しませんが、衣類はまとめて出します。ですから1回の洗濯代が数万円になります。二代三代にわたって着るものですから、必要なことだと思います。

それから賦課金という上納金を納める月でもあります。本山、山陰教区、鳥取因幡組の三か所に納めなければなりません。遅くとも七月中に納めることが前提になっていますので、五月の税金を含めるとかなりの出費となります。

本山や教区はこの賦課金で成り立っていますので、払わないというわけには行きません。支払いが七月を過ぎますと、例えば総代さんの交代手続きなど様々な手続きや、宗門における選挙権などの行使が支払うまで出来なくなります。お布施の減少など寺院経営の悪化などへの対応は仕組みとしてほとんどなく、自助努力に任されているのが現状です。
門徒数の減少など、今後急激な寺院環境の悪化が見込まれますので、賦課金の在り方だけでなく、末端の寺院と本山の関係の在り方、中間組織である教区の在り方、最小単位の組織である組の在り方などが議論されることになると思います。寺院レベルでの統廃合にとどまらず、組織の再編成などが俎上に上がるかも知れません。