しかし数年前から手を抜く方法を考えることが出来るようになりました。例えば経理を例にあげると、銀行通帳、出納簿、領収書は、順番をすべて統一して、誰が見てもすぐわかるようにしていました。確かに税務検査のときは短時間で調査出来るというメリットはあります。しかし、通常は遡って調べることはありませんので、領収書は月単位で仕分けしてあれば、遡って調べてもそれほど時間がかかるわけではありません。また例えば本堂にお供えの花ひとつにしても、これは護持会の花代、これは宗教法人の花代と言うふうに、護持会の予算に合わせて花代を計上していました。しかし考えて見れば、護持会の予算で年間の花代を賄えるわけではなく、全体の花代の10%ほどしか護持会の予算はないので、決算時に宗教法人の経費を護持会予算に合わせて振り替えれば済むことです。一つひとつの領収書を護持会と宗教法人に分けることも必要ありません。
このように見て行くと時間短縮出来る仕事や方法があることに気付きます。それが出来るようになればしめたもので、時間が有効に使えるようになります。
中にはパソコンでなく手書きの方が早いものもあります。全部パソコンと思わなくともよいのですが、その意識が無くなってしまっているのに気づきました。便利だと思ってしていたことが、実は時間を浪費していたということが分かるようになりました。
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