2017年6月23日金曜日

帰敬式での法名授与

昨年の伝灯奉告法要で帰敬式をされた方の法名一覧が本日届きました。8ヵ月経ってからですので、忘れたような頃と言えます。法名はお釈迦様のお弟子になったことの証であり、浄土真宗に帰依したことを表すものです。京都西本願寺で朝のお勤めの後、ご門主による帰敬式を受けて授与されるものです。毎日行われていますので、申請をすれば受式可能です。

法名は住職から受けると思っておられる方もあるようですが、通常所属寺の住職が帰敬式を行なって法名を授けることは出来ません。生前に帰敬式をお受けになっていないご門徒さんがお亡くなりになった場合に限り、ご門主の代理として帰敬式を行ない法名を授与することが出来ますが、イレギュラーな方法です。

一人で京都に行って法名をもらうのはどうもという方は、養源寺が西本願寺に参拝する念仏奉仕団などの活動に合わせて皆さんと一緒に受式することが出来ます。ここ三年で見ますと十九名の方が本山で帰敬式を受けられました。それぞれに経文からとられた法名二文字が使われています。法名は生前に受けるものということを知っていただきたいと思います。

 

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