お寺も同じです。右肩上がりの時代は、みんなと同じ流れに乗って、あれが良いと言えば取り入れ、これも良いと言われれば何も考えずにやって来ました。それでも余裕で回っていたのです。しかし、右下がりになれば、なぜそうしたのかということを原点に帰って考えなければならなくなります。その時に残って行くものが本物ですが、いくつ残るのか考えると恐ろしくなります。
ほとんどのものが幻の上に成り立っていたのです。振りかえって見ると、要らないことに時間を費やし、労力やお金をかけていたものだと思います。手遅れかも知れませんが、すべてを見直してみたいです。
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