2017年7月26日水曜日

犬との時間

朝から孫を預かっていたので、孫のペースに合わせてゆったりと過ごしてみました。基本的に小さい子供は自己中心的な行動をとります。水遊びが楽しいということを覚えたら、風邪の治りかけであることなど関係なく、全身水浸しになるまで遊び続けます。風邪がぶり返したら大変とこちらは止めるのに必死です。他のことに興味を持ってもらわないと困るので、犬の力を借りることにしました。犬は自分より力が弱いものには向かって行こうとしませんが、飼い主が赤ちゃんばかりかわいがると嫉妬して、赤ちゃんに嫌がらせをする場合があります。ですから、幼い子と一緒の時は、犬も同じようにかわいがってやることが必要です。

三者の中に一定の信頼感が生まれれば、子どもが毛に逆らって撫でたとしても、犬は知らん顔でされるがままになっています。決して威嚇することなどはありません。ずっと犬といるといろんなことが学べます。犬は暑いからといって文句を言いません。日陰の涼しいところを選んで寝そべります。暑いときには動き回ったりせず、省エネスタイルを貫きます。人間は夏には冬を恋しがり、冬には夏を恋しがって環境を変えようとします。そのままでいることに耐えられず、夏は涼しく、冬は暖かくしようとします。その結果地球を壊してしまいます。

犬は寝たいときに寝て、腹が減ったら餌を食べ、散歩も時々します。縄張り意識も強く、自分のテリトリーに知らないものが入ってきたら吠えて飼い主に知らせます。吠え方も微妙に変わります。危険人物と判断したときは吠え方が変わります。知っているけど嫌いな人。めったに来ない人。二度目の人など吠え分けているのが分かります。
人間はあるがままを受け入れるために大変な修行をしますが、犬は何もしなくても、あるがままを受け入れています。


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