2017年2月20日月曜日

50年前の学生生活

NHKの朝ドラ「べっぴんさん」で、いま1970年の世界万国博の頃をやっています。ちょうど私が大学3年生のころです。大学時代は1年間寮生活でした。寮は大学のキャンパス内にあって二人部屋でした。もちろん全員初顔合わせですが、私は香川県の人と同室になりました。寮というのは元進駐軍の宿舎で、ベッドもやたらに大きく、注意書きもNo smokingと英語でした。 

寮での楽しみの一つは、寮生の実家から送ってくる荷物を開けることでした。北海道から鹿児島まで全国から送ってくる荷物には、普段食べたことのないものもたくさんありました。熊本のザボンにはびっくりしました。我が古里からは梨を送ってもらいましたが、15キロの箱でもあっという間になくなります。中にはみんなが寝静まった真夜中に荷物を開けているものもいましたが、仲間外れになることが多かったようです。 

自宅への連絡は公衆電話です。10円玉をたくさん持ってかけるのが当たり前でしたが、裏技で10円で長距離にかけているものもいました。ただその裏技は最後の番号が1でなければ使えないものでした。やっとカセットレコーダーが出始めたころで、深夜放送をマイクで録音していました。学生運動や反戦フォークが盛んな頃で、吉田拓郎のソノシートが音楽雑誌の付録についていたのを思い出します。 

2回生からは京都の南端の淀にある下宿に移りました。同居人と二人で一部屋1ヶ月5,000円ほどの家賃でした。3回生のとき別の友人と二部屋ある一軒家に住みました。6畳・8畳・トイレ・台所がついて月7,500円でした。古い洗濯機がありましたが、脱水はローラー式でした。学生ですからテレビは持っていませんでした。もちろん携帯やスマホは存在しません。パソコンもありません。エアコンやストーブもありませんでした。今では考えられない生活ですが、楽しかった思い出ばかり残っています。
 

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