2017年2月9日木曜日

大手銀行で進む印鑑不要

ハンコを作る時セットで作ると、実印・銀行印・認め印の三種類があります。それほど銀行と印鑑は密接な関係があるものですが、最近になって印鑑不要で口座開設が出来るところも増えて来ました。そもそも印鑑社会は日本だけのことです。他国での主流はサインですが、日本人はサインをする習慣がないのでいつも同じサインが書けるというわけに行きません。芸能人であれば慣れているでしょうが。

ネットバンクではすでに印鑑なしで口座を作ることが可能でした。印鑑は本人に間違いないということの証として使ものですから、ネットでは個人認証できれば印鑑は不要です。今回は大手三行が印鑑不要にハンドルを切ったということですので、いずれ他行も追随して行くでしょう。今回の個人認証の方法は、サインと指の静脈認証です。サインは形以外に筆圧とかくせなども認識できる装置が出来たということで、漢字のサインも本人かどうか見分けられるようです。指の静脈認証も100%見分けられるということで取り入れられたようです。
 
それ以外にも指紋認証や顔認証、音声認証など有力なものもありますが、組み合わせにより偽造不可能となれば、印鑑不要が当たり前になって来るでしょう。いままで普通に印鑑を使って来ましたから、急に不要の時代が来たら寂しい思いをする人もあるのではないでしょうか。ATMでは簡単な暗証番号が主流ですが、ネットではワンタイムパスワードやメールパスワードが主流です。スマホが普及するにつれて、新しいパスワードが開発されるでしょう。これからの時代スマホが必需品になるかも知れません。

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