2017年2月23日木曜日

両想いの友情は半分

自分があの人は友達だ思っている人の半数はあなたを友達だとは思っていないという調査結果があります。9万2千人を対象とした調査では、友情が両想いである割合は34%~53%という結果が出ています。その他の調査でも半分程度という結果が出ていますので、間違いはないようです。 

これは少し意外でした。90%台くらいは行くのだろうと思っていました。この結果に従うと私が友人だと思っている人の半分は私を友人だと思っていないということになります。逆に私は友人だと思っていないが、相手は私を友人だと思っている人が半分いるということになります。これに似たことを年賀状で感じます。この人には年賀状を出さなければならないという人からは、半分くらいしか年賀状が来ず、この人には出さないでいいだろうと思った人から年賀状が来ることが多いのです。 

友人の定義を考えたことはないですが、友情の研究をしているロナルド・シャープ教授によりますと友人とは「相手を理解するために時間を割き、自分を理解させることに時間をさける人々」と定義しているそうです。研究によると、強い共感や親しみを持ち、日常的に親密な関係を持っている人は家族を除くと4人ほどだそうです。それ以外の人は友人と知人の間をさまよっているそうです。 

誰が自分のために時間を割いてくれて、誰が自分の気持ちを豊かにしてくれ、誰が自分を恋しく思ってくれて、自分が恋しく思うのは誰なのかということを見直すことが、今後の人生にとって大切になりそうです。
 

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