2017年5月14日日曜日

再びご門徒さんになられました

今日は母のでした。お母さまを数年前に無くされた方が、安穏堂にお参りされていました。多くの方は月命日にお参りされますが、母の日にお参りされる方もあるようです。供花は赤いカーネーションでした。

午後から数十年前に当山を離れられた方のご親族がお見えになり、門徒への復活を希望されました。先代の時代にご両親が新宗教に改宗され、護持会を脱会されていました。私も名前は記憶がありますし、同姓の親族の方のお墓もあります。

あらためて入門手続きを取ることで双方了解しました。私の知っている限りでも、他の宗教へ改宗され脱退された方は何人かありますが、復縁される方と言うのは大変珍しいことです。これも宗教が家の宗教から個人の宗教へ変わってきた証なのかなと思います。田舎にいると仏教に対する意識の変化を感じることは少ないのですが、年が経つたびに変化していることは間違いありません。
 

2017年5月13日土曜日

護持会運営委員会を開きました

護持会と言うのは、当山の活動を維持していくために協力する人たちが集まって出来た組織です。浄土真宗の場合は門徒会とほぼ同一の組織です。お寺の護持会と言うのは、どの宗派のお寺にも存在しますが、門徒会と言うのは浄土真宗に限られます。どちらもお寺を護持発展させるための組織ですが、護持会の会員はどちらかと言うと財政的、運営的な面での協力をすることが多いと思われます。門徒会は浄土真宗に帰依するという意味で帰敬式を受けた方の集まりですので、信仰を広めるという点でも協力をお願いすることになります。

今日は5月末に行なわれる総会議案の審議が中心となりましたが、特に問題もなく原案通り承認されました。運営委員からの提案では、今までは5月末頃に護持会員がボランティアで境内墓地の草取りをしていましたが、それを盆前にも行なおうという事でした。今までは暑い時期なので、業者にお願いしていましたが、早朝からやれば問題ないということで、8月始めにも行なうこととなりました。近年の暑さは全国一になることも多いので、注意して行いたいと思います。こういう声が自主的に上がってくるのはたいへんありがたいことです。


2017年5月12日金曜日

値上げと値下げ

明日は護持会運営員会なので朝から資料作成に勤しんでいました。護持会運営委員会終了後、すぐに護持会総会の案内と議案書を送付しますので、委員の皆さんに手伝っていただこうと思っています。内容物は、案内文・議案書・返信用出欠ハガキですが、それを入れる封筒と宛名書き、封入作業、DM便シール貼付などがありますが、数人でかかれば短時間で終わると思います。

今はA4版でもDM便で送れば82円で済みますが、今後ハガキが値上がりになりますし、そうなればいずれ封書も上がると思います。DM便も追随するでしょうから文書伝道もやりにくくなって行くでしょう。いろんなものが値上がりする時代ですが、一直線で下がっているものがあります。

それは地価です。宗教法人は監督庁である県に財産目録や役員名簿、決算資料などを提出していますので、毎年資産を見直しています。今から8年程前に3,000万円で購入した駐車場の地価は、毎年下がり続け、今では約2,000万円になっていました。門徒会館の土地も同じように下がっていました。資産としては下がりますが、固定資産税は安くなる計算になりますし、土地を購入しやすくなりますので悪いことばかりではありません。

 もうバブルを経験したいとは思いませんが、サラリーマン時代の出張時、歌舞伎町でキャバレーに行ったのが懐かしく思い出されます。もちろん自腹ではありません。
 

2017年5月11日木曜日

近代仏教思想


私の祖父である山名哲朗が、大正6年龍谷大学時代に、学友やOBなど8人で作った児童仏教書があります。出版は浄土真宗本願寺派教學課となっていますので、本山からも一応認められた本のようです。

いろいろと調べてもらったところ、この本は明治時代後半の仏教に元気がなかったころに、何とか仏教を蘇らせようと、キリスト教興隆の手法を真似て、こども対象の日曜学校の教科書として作られたもののようです。

当時の大学生が、なぜこれほどまでに仏教復興に燃えたのか、少し疑問に思っていましたが、碧海寿広さんの入門近代仏教思想を読んでなんとなく理解出来ました。明治時代に東大を首席で卒業した井上円了と言う人がいます。仏教と哲学を結びつけた人とし有名ですが、キリスト教に負けまいと仏教の興隆に心血を注いだ方です。

仏教は、論理や科学に反していないという仏教優位論を唱え、仏教の外側にいる人たちを対象にした仏教活論序論など多くの著作を残しています。それらを読んだのが、当時大学生であった祖父だったのでしょう。井上円了の思想は清沢満之や西田幾多郎にも大きな影響を与えています。当時の若者が影響を受けなかったはずはないと思います。さらに深堀して、井上円了との関係性を明らかにしたいと思っています。

2017年5月10日水曜日

今年度の活動計画

決算作業も終わって明日は会計監査を受けることになりました。2016年度も赤字になることなく終了することが出来てホッとしています。2007年から連続して毎年大きな事業をやっているので、寺族や親類からの借り入れがあり、トータルすると7,000万円くらいの借り入れ金がありますが、金融機関から借りているわけではないので、一部は年0.5%の利息を付けて30年間返済で返していますが、そのほかはまだ返せないので据え置きのままです。

お寺の住職や寺族は企業経理に慣れている人は少ないので、個人のお金をお寺につぎ込んでも借入金として処理している方はほとんどおられません。丼になっている場合が多いようです。運転資金がない場合は、住職の給与がゼロになることもあるのですが、その場合には給与分を個人がお寺に貸し付けたという形をとるのが本来の姿です。

私はこの方法をワタミの会長である渡辺美樹さんの著作「青年社長」から学びました。起業して最初の頃は赤字続きで自分の給与も出なかったようですが、その分を会社への貸付金として処理して置き、会社が儲かるようになってから返してもらったそうです。このやり方に納得できたので、自然とそういうやり方を取り入れました。これから20年間くらいで全額返したいと思っています。
今後のお寺の活動計画ですが、大きな事業は住職継職までないので、内容を充実させて行きたいと考えています。可能であれば、「お寺ヨガ体験教室」「初心者のための仏教講座」などをやりたいと思います。13日の護持会運営委員会で皆さんの意見を聞いてみたいところです。

2017年5月9日火曜日

映画シン・ゴジラ

近所の方と一緒に映画シン・ゴジラを見ました。ゴジラ作品はたくさん見ていますが、この作品は娯楽映画とは違いました。どちらかというと、防衛省推薦作品のような感じでした。やたらと内閣や官僚の会議が出てきます。政府主導になるとこんな感じなのでしょうが、福島原発事故時を再現したテレビドラマのほうが緊迫感があり、引き付ける力がありました。

ゴジラを見せながら政治の世界を描き、原発問題に触れ、米国との付き合い方も考えるような映画になっていますが、全部が中途半端なような気がします。映画を観たという満足感がありませんでした。ストーリーもあまり面白いとは言えません。

東京を破壊するシーンの迫力は今までの映画を超えています。また、自衛隊の持つ軍事力も相当なものがあると感じました。航空機や戦車などが続々出て来ます。ただ、ハリウッド映画と違って、非常にまじめな作り方になっているので迫力のわりに感激することはありません。これをハリウッド映画の監督が作っていたら、もっと面白いものになっていただろうなと思いました。
会話で成り立っているシーンが多いのですが、全体的に出演者が早口なので、何を言っているのかよくわからないところがあります。緊張感を出すために早口になっているのでしょうが、あくまで映画ですから芝居としての完成度の高さが求められます。この映画を観てリアル感がありすぎるのは面白くないものになるということを学びました。

2017年5月8日月曜日

受動喫煙防止策の議論

2020年の東京オリンピックに向けて禁煙喫煙の議論が高まっています。自民党論を見ると受動喫煙を望まない人の権利をどう守るかということが中心になり、全面禁煙論は消えかかっています。確かにタバコは違法薬物ではなく嗜好品ですから、吸う人の権利も守ってあげなくてはなりません。しかし、知らない間に喫煙の被害をこうむるかも知れない嫌煙者にとっては、店を選ばなければならないということになります。

嫌煙者は、自分の権利を守るために自分で店を探せと言うことになります。これでは今とあまり変わらないのではないかと思います。店の側が喫煙の店か分煙の店かをはっきりわかるように掲示することになるのでしょうか。議論の決着が見ものです。
オリンピックに向けては、飲み放題も規制の対象になりそうです。飲み放題がアル中を作るということのようですが、果たしてそうなのでしょうか。お国柄で依存症になりやすい体質があるのでしょうか?そこのところははっきりしませんが、昼間からビールのCMを流している先進国は少ないようです。日本人は影響されにくいのでしょうか?大いに疑問です。