この研修会は、本山のプロジェクトが出した答申「10年、20年後の日本社会で求められる僧侶像・寺院像」について、総代の皆様の理解を深めるため、私見を交えて説明したものです。
中外日報でも、この問題については従来から注目してるので、広く意見を求めているということでした。意外だったのは、なぜこのことに注目されたのだろうと思いました。たかが鳥取因幡組という小さな組で行われた研修会です。どこかで取材する気になった事柄があったのだろうと思いました。そういうことも世の中にはあるのだなあと思いました。
話しは変わりますが、今日の籠池理事長に対する証人喚問は興味深かったです。誰も知らなかった国有地購入ということから始まった問題は、いつの間にかこんなに注目される事態となりました。おそらく誰も想像しなかった展開です。中で何があったかは分かりませんが、まるで芥川龍之介の短編小説を原作に、黒澤明がメガホンを取った「羅生門」を見ているようでした。ただし、今回は一部始終を見ていた目撃者の杣売りは存在しません。
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