2017年3月23日木曜日

真相はやぶの中?

中外日報の記者から電話があり、取材を受けました。その方は、昨年10月21日、本山の伝灯奉告法要に参列した時に遭遇した鳥取県中部地震のことについて取材された記者でした。何についての取材だろうと思ったのですが、意外にも2月1日に行なった門徒総代研修会についてでありました。

この研修会は、本山のプロジェクトが出した答申「10年、20年後の日本社会で求められる僧侶像・寺院像」について、総代の皆様の理解を深めるため、私見を交えて説明したものです。

中外日報でも、この問題については従来から注目してるので、広く意見を求めているということでした。意外だったのは、なぜこのことに注目されたのだろうと思いました。たかが鳥取因幡組という小さな組で行われた研修会です。どこかで取材する気になった事柄があったのだろうと思いました。そういうことも世の中にはあるのだなあと思いました。

話しは変わりますが、今日の籠池理事長に対する証人喚問は興味深かったです。誰も知らなかった国有地購入ということから始まった問題は、いつの間にかこんなに注目される事態となりました。おそらく誰も想像しなかった展開です。中で何があったかは分かりませんが、まるで芥川龍之介の短編小説を原作に、黒澤明がメガホンを取った「羅生門」を見ているようでした。ただし、今回は一部始終を見ていた目撃者の杣売りは存在しません。
 

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