さとり世代の人は、生まれた時からモノが世の中に溢れ返っていました。そうなると、本当に必要なモノしか欲しいと思わなくなると思います。昔は電子機器と言えば、電卓かパソコンくらいのものでした。一台しかないものを大切に使いました。最初は同じ気持ちで、タブレット類を買いました。Ipad、ネクサス、Kindle、ipodtouchなどを買いましたが、人にあげたり埃をかぶっていたりで使っていません。一つを使いこなせば十分用は足りるのです。モノを大切にするほうだったのですが、これだけ多いと手が回りませんし、それぞれの必要性を感じません。モノがあふれているということは、興味を示さなくなる理由ではないでしょうか。
そして今はすべてのものが多機能となっています。スマホは音声通話やメールだけに使うのもではなく、写真、ビデオ、メモ帳、録音機、手帳、読書、映画鑑賞、電源のリモコン、防犯カメラなど多くのことに使えます。個別の機械を持っていなくても不便ではありません。そのこともモノに興味を示さなくなることの要因だと思います。これから何がどう進化していくのか見守りたいと思います。
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