2017年1月18日水曜日

包丁で指を切りました

包丁を洗う時に間違ってつばの刃の部分で小指を切ってしまいました。よく切れる包丁であったので、少し深く切れました。手を高く上げて左の指で押さえて、止血しようとしたのですが手を下ろすと再び出血してしまいます。何度か試したのですが自分では止血出来なかったので病院に行きました。傷がもう少し上だと絆創膏で止められるが、指の関節に近いところが切れているので、縫った方が良いですよと言われました。

関節のように常に動かすところですと、傷がふさがりにくいので縫ったほうが良いようです。人間には自然治癒力がありますので、どんな傷でも治るそうですが、傷をふさぐために作られる肉芽組織が大量に使われてしまい、治った後の肉の盛り上がりが残るので最小限の肉芽組織で済むように縫合するのだそうです。肉芽組織の役割は接着剤のようなものだそうです。例えば傷口がパックリと割れているような場合は、割れ目をふさぐように肉芽組織が出来ますが、縫合して隙間を無くすれば最小限の傷跡で済むということです。

縫合が痛くないように局所麻酔をしますと言われ、小指の付け根に三か所麻酔注射をしました。指に注射をするというのは神経が集中しているところだけに痛いだろうなと思いましたが、痛いですよと言われていたので覚悟が出来ており、それほど痛みは感じませんでした。10分ほどして麻酔が聞いているかどうか確かめますと薬指を思い切りつねられ痛いでしょうと言われました。今考えると何の意味があるのかと思います。

縫合時は指が痺れていて全く痛みを感じないまま治療は終わりました。今日予定していた叔母の市立病院への付き添いや個人医院での薬の受け取り、税理士との面談など全て坊守にやってもらいましたし、私の外科病院への移動や受付は娘がやってくれました。たかが指の怪我ですが、出来ることが大幅に制限され不自由な一日となりました。

怪我や事故などは脳の錯覚によるヒューマンエラーだと言います。エラーをゼロにすることは出来ないということですが、少なくすることは可能です。包丁を使う時は正しい姿勢で基本に忠実に注意深く作業することを心がけたいと思います。

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