2017年1月8日日曜日

尾崎翠への旅


スマートレターというメール便で点線面Vol.2という雑誌が送られて来ました。タイトルは「2016年尾崎翠への旅」。サブタイトルは生誕120年を迎えた孤高の作家が生み・育てたものとなっています。
全160ページのうち75ページが尾崎翠関連、23ページが鳥取関連の記事で埋まっています。

どういう人を対象にした本なんだろうと思いながら読み進めていくと、編集後記に巻頭特集は主に翠ビギナー&翠の故郷・鳥取にはまだ足を延ばしたことのないファンの方に向けてお送りしたと書かれていました。

目次の主なものを拾ってみると、・翠に反応した著名人たち・[考察]尾崎翠世界の魅力①~③・尾崎翠人気再燃の立役者とは・映画化が生んだ新たな読者層・尾崎翠全集(創樹社)書評 吉行理恵・special essay 尾崎翠とその作品の映画化、そして吉行理恵さんのこと 浜野佐知・尾崎翠ゆかりの地を訪ねる 東京編 鳥取編・尾崎翠との出会い 木村紅美など読んで見たいと思わせる記事がいっぱいです。

中でも浜野佐知監督のspecial essayは、今まで知られなかった映画化の裏話が書かれていて興味深く読みました。この雑誌でなければ書かれない内容だと思いました。特集の最終ページの直前に、養源寺での様子が記事になっています。この本を手に取る機会があれば72ページ、73ページもご覧下さい。この本の発行はポンプラボとなっています。連絡先は03-5938-7283東京都杉並区となっています。ホームページもありますが、更新されていない様子で情報はありません。


0 件のコメント:

コメントを投稿