2017年9月22日金曜日

〇〇は悪魔の飲み物

表題のような記事があったので、思わず読んでしまいました。〇に入るのは、缶コーヒーです。記事によると、缶コーヒーは、カフェで売られている淹れ立てのコーヒーとはまったくの別物だそうで、「砂糖の塊が解けた液体」に過ぎず、健康に悪いことはあってもいいことなど1つもないと言います。なんでだろうと思いよく読んでみると、砂糖の多さに起因しているようです。甘さ控えめとうたわれた有名飲料メーカーの缶コーヒーには、なんと角砂糖16個分の砂糖が入っているようです。液体だけに胃腸への吸収が早く、一気に血糖値が上がってしまうようです。体はすぐに反応して、大量のインシュリンを分泌するそうですが、そういうことが毎日続くと、糖尿病の危険性が増すそうです。

血糖値を上げるのは、ひとえに糖質です。脂質やタンパク質などは上げません。だから、バターで焼いた肉をたくさん食べても血糖値は上がらないし、血糖値が上がらないから太ることもありません。
 一方、たった1本の飲み物が、血糖値を急激に上げ、肥満をつくり上げ健康を害してしまいます。そこには、大量の糖質が含まれているからです。液体の糖質は口にしてすぐに血糖値が上がり始め、30分後にはピークに達してしまいます。缶コーヒーを1本飲めば、糖尿病のない健康な人でも30分後には血糖値が140くらいまで急上昇します。これを「血糖値スパイク」と呼びます。

血糖値スパイクは、今問題になっていて、テレビでも盛んに特集番組を作っています。
血糖値スパイクが起きると、今度はジェットコースターのように一気に下降して、血糖値が低すぎる状態に陥ります。血糖値がぐんと上がると、セロトニンやドーパミンといった脳内物質が分泌されて、ハイな気分になります。だから、「仕事前に気合いを入れるには缶コーヒーがぴったりだ」と誤解してしまうわけです。これが缶コーヒー中毒にさせるのだと思います。

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