2017年12月20日水曜日

納骨堂の見学依頼

過日の「シブ5時」に続き、今日は「アサイチ」でも、お墓や納骨堂をテーマにした番組が放映されていました。ビデオに撮ったのであとでじっくり見たいと思います。納骨堂の良さは、天気に左右されないことや写真が飾れること、お墓に比べて安価であることなどがあげられます。当山の納骨堂は平成23年に建立したものです。当初は見学希望が多数ありましたが、最近は少なくなってきました。
今回はお寺さんの見学希望です。おそらく自坊に納骨堂を造られたいのでしょう。私も納骨堂を造る3年ほど前に、総代さんと一緒に島根県や兵庫県のお寺を見て回りました。なかなか気に入ったものがなかったので、最終的には自分でイメージスケッチをつくり業者に設計を依頼しました。普段は外からお参りできるという形を取り入れてもらいました。内部を明るい感じにしたかったのと、冷暖房を入れたいと思っていました。希望はすべてかなう形で施工していただきました。
納骨堂を造る場合はすべて業者に任せるのではなく、いろんな納骨堂を見てから良いところ取りをして決めるのがいいと思います。私も当初は機械式や入室カードなどを検討しましたが、後々メンテナンスが必要なものや故障対応をしなければならないものなどは避けたほうがいいでしょう。納骨堂もブームのようなものがありますので、また新しいものが生まれれば誰も興味を示さなくなるかも知れません。運営のポイントは、25%くらいが埋まれば建築費が賄えるくらいの計画で進めることと、いずれは建て直しが必要になること、火災や盗難などの被害を最小限にとどめるため機械警備を考えることなどを頭に入れて進めることだと思います。見学される寺院にはそのあたりを丁寧に説明しようと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿