2016年11月13日日曜日

宗祖のご遺徳をしのぶ法要

今日も昨日同様小春日和となりました。午前中、門徒推進員連絡協議会が主催する連研修了者研修会に参加し、組長としての挨拶を行なって参りました。

多くの宗教には教祖や宗祖の誕生日、命日を記念した行事があると思います。お釈迦様には4月8日の誕生を祝う花まつりがあり、2月15日は入滅された日を記念して涅槃会があります。キリストの場合は、イースター(復活祭)とクリスマス(誕生祭)が有名ですが、正確なことは分かっていないようです。

そういうものと同じで浄土真宗本願寺派では、1月16日の親鸞聖人のご命日に報恩講という法要をお勤めします。京都西本願寺では、1月9日から8日間報恩講をお勤めします。全国の他のお寺では「お取り越し」といって前倒しでお勤めしますが、大体11月頃から1月前半までに行われます。


当山は今日11月13日にお勤めしました。法要は正信念仏偈の行譜でお勤めしました。今日の法話は〔夫れ真実の教をあらわさば、則ち「大無量寿経」是れなり〕をご讃題として、真実の教えについて学びました。

流れとしては、まず事実と真実の違いを明らかにし、宗教がなぜ生まれて来たのかを知る中で、真実を希求する心が誰にでもあるとお話ししました。そして大無量寿経に書かれていることの概要をお話しさせていただきました。今までになく真正面から取り組んだことでした。

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