2017年10月14日土曜日

お寺へ相談に来られるのは9割がた女性です

今週も6件の相談がありました。全部女性です。そして他のお寺の檀家の方です。自分の寺の住職には、とても相談できないと言われます。理由を聞くと、敷居が高くて尋ねる勇気が出ないとか、怒られそうな感じがすると言われます。お寺は怖い感じがするのでしょうか。そこを改善しないとお寺が身近なものになりません。
皆さんと個別にいろいろ話していると、お坊さんとこんなに話したのは初めてですとか、聞いてみるとどれも納得できる話で不安がなくなりましたと言われます。皆さんに共通しているのは、誰とも話をせず、お寺というものは漠然とお金がかかるところだ、よくわからない別世界の人たちが住んでいるところだと思っていらっしやるところです。
誰かが突破口を開き、相談してみたら難しくもなんともなかった。解決方法が見つかったと話したところ、じゃあ自分も行ってみようということになったようです。口コミの力だと思います。不安の多くはお金のことです。よくわからないけど葬儀やお布施は莫大なお金がかかると思っておられます。そしてそれは変えようのないことだと信じ込んでおられます。そのため、お寺に相談せず直葬された方もありました。
工夫すれば安く済ませることだって出来ますし、お寺もお金がない方から無理やり取ろうとすることはありません。葬儀やお布施の問題は、オープンにされることがなかったので、よくわからなかっただけなのです。現代は葬儀についても新聞折り込み広告が入っていますし、事前相談もありますので明確になりました。お布施も目安を示しているお寺もありますし、ネットでお布施を明示しているところもあります。一番いいのは、住職に皆さんはどうされているか聞くことです。お布施の目安は言えなくても過去の実績なら伝えることはできるのではないでしょうか。



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