2017年10月19日木曜日

当山の犬

今日は久しぶりにお寺の犬について書きます。当山の犬は里羅(リラ)といいます。10月7日で6歳になりました。昔、叔母が飼っていた犬の名前をもらいました。初代のリラは、叔母の家の近くで交通事故に遭い後ろ足がマヒして歩けなくなりました。近所に住んでいたカーディーラーの鈴木さんが、散歩が出来るようにと後ろ足を乗せる車イスを作って下さいました。リラは一時新聞や女性週刊誌にも載るほど有名になりました。私の家族とも大変仲良しでした。
二代目リラは生後2週間くらいの時に6匹の子犬の中から白い色を選んで、次女がもらってきました。いわゆるMIXです。それから6年たちました。生まれて半年くらいは全く鳴きませんでしたが、ある日突然太い声で鳴き始めました。遠吠えもします。自分のテリトリーは50メートル四方くらいあるようで、そこに知らない車や人が来ると吠えます。道路を隔てたお寺の駐車場し知らない車が入ってきても吠えます。
来訪の約束をしている時など、ピンポンを押す前に来られたことがわかります。でも不思議なことに法事や葬儀、研修会など大勢の方が見えるときは吠えません。最初は吠えてもお墓参りとわかると吠えなくなります。これがお寺の犬である証拠でしょうか?
ただ、何回来られても必ず吠える人がいます。一人は往診に来られる野の花診療所の徳永先生です。あと一人は毎日新聞の集金に来られる人。あと特定の郵便屋さんもそうです。なぜだかよくわかりませんが、きっと理由があると思います。
しつけに関しては「待て」がよく出来ます。お座りと伏せも出来るのですが、お手が出来ません。教え方にも問題があったのでしょう。子供と一緒で最初の育て方が大切だと思いました。
 


 
写真は誕生日ケーキを目の前にして「待て」の状態です。視線をケーキからずらして我慢している様子がわかります。

0 件のコメント:

コメントを投稿