2016年12月24日土曜日

吉田拓郎人生を語る


昨夜NHKのSONGSで、10月27日パシフィコ横浜で行なわれた吉田拓郎のコンサートを取り上げていました。ここのホールは5,000人入ります。今はネットでいつでも見える環境にありますので、いろんな時のコンサートを見ていますが、最新映像なのでそれなりに感じるところがありました。吉田拓郎と言えども、それなりに老けたなと思いますが、老いを隠さない所がいいですね。

年をとるということは何にも良いことがないと、憚らずに言ってのけるところが好きです。芸能界は老いを隠していつまでも元気でいるように見せる人の方が多いけど、フォーク系のミュージシャンは年季をもろに見せる人が多いですね。

テレビに出なかった過去を語っていましたが、初めての体験が良くなかったですね。テレビ用にショートバージョンにするということを伝えなかったプロデューサーが悪いのですが、それは嫌がらせだったかも知れませんね。オーケストラとの演奏がずれてしまい、バカヤローと怒鳴られた時は肝を冷やしたでしょうね。

自分のやりたい音楽を、自分流にやって食べて行ける人はあまりないと思います。バックのメンバーを一新した今回のコンサートは、曲目から曲順までこだわった現段階で最高のコンサートだと語っていました。バンドのメンバーが全員歌で参加する「雨の日の情景」などの演出は、昔の拓郎からは考えられませんでした。

「全部抱きしめて」の演奏中に、メンバー紹介が行なわれましたが、TVで放送されたメンバーの吉田拓郎に対するコメントがいいですね。ちなみにパーカションを担当した玉木正昭さんは、寺子屋コンサートの常連ギタリストである玉木孝治さんの弟さんです。

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