2017年8月11日金曜日

初盆の一日

今日は朝から夕方まで初盆のお勤めをしました。初盆ですと親類が全部集まり、にぎやかに勤められます。初盆というのは、四十九日の法要後初めて迎えるお盆を言います。ですから昨年の七月ごろから今年の七月ごろに亡くなられたかたがおられるお宅にお参りします。初盆は黒い衣ではなく色衣を用いますし、正信念仏偈を称えますので1時間に1軒が限界です。今までは、お盆の直前の土日などにお願いしていたのですが、山の日が出来てから11日に勤めるようになりました。

山の日は当初8月12日という意見もあったようですが、日航ジャンボ機が御巣鷹山の峰に墜落した日であり、避けられたようです。

浄土真宗のお盆は、迎え火を焚いたり、精霊棚にナスやキュウリでつくった馬や牛を飾ることはないのですが、これは教義によるためです。「この世の縁が付き合た時に、浄土に生まれて仏となり、この世に還って人々を教化する」という教えですので、24時間いつでもこの世に自由に還って来れるのです。そして私たちを教え導いて下さるのです。ですからお盆だけ還って来られるということはないので、迎え火とかr送り火は致しません。

千の風になってという歌がありますが、風になったり、光になったり、雪になったり、星になったりしていますが、イメージ的にはそんな感じでしょうか。私たちにはわかりませんが、常におそばにいて下さる存在なのです。
13日からの三日間が本番です。体調管理を万全にして臨みたいと思います。

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