今日は浄土真宗の教義(往相回向還相回向)について話しをし、そのあと「千の風になって」を流しました。如来様の姿は色もにおいもなく、まさに形がないと言われます。風も光も本質的な形がありません。イメージ的には千の風になってで歌われている歌詞に近いものがありそうです。
法話の後の歌が良かったのか悪かったのかは分かりませんが、親族は一同に涙を流しておられました。歌の力はすごいと思いました。安直に歌を流してはいけないとも思いました。もし、千の風が浄土真宗の教義だと思われると大変な間違いです。法話が直接いのちに触れることは稀有ですが、歌はいつでもどこでも直接こころに響きます。
浄土に往ったいのちと千の風とは違います。ただ私を教え導いて下さる存在があるということと、人間は死んでもお終いではないという所は同じだと思いました。新しい法話のスタイルを目指して勉強したいと思います。
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