中国のIT企業テンセントでは、今年からネット上で人工知能と会話できるサービスを開始していました。人工知能のキャラクターに話しかけると、様々な会話が出来ます。香港メディアが報じたところによりますと、この人工知能は「中国共産党万歳」という書き込みに対して「こんなに腐敗している政治に万歳するの?」と反論したそうです。習近平国家主席が提唱している「中国の夢」というキャッチフレーズに対しても「それはアメリカに移住することだ」と回答しました。この話しはネット上で拡散し、騒ぎが大きくなったことからサービスを停止しています。
近い将来報道がAIに取って代わられるということになった場合、日本の財政問題や年金制度の未来、政治家のスキャンダルなど、一切忖度なしに記事を書くようになると、大問題となる可能性があります。先送りしていた問題が白日にさらされて、政府が追及されるというようなことが起こるかも知れません。政府は忖度するAIを開発するしかないのでしょうか。
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