2017年5月3日水曜日

hasunoha回答僧に寄付金

たまたまツイッターで見かけたのですが、回答僧侶として登録していらっしゃる方のところに寄付金の送金があったようです。その方がツイッターに投稿したということではなく、hasunohaの事務局の方が、ある僧侶から報告があったと投稿されていたものです。

さすがにそこまでの方が現れるとは想像していなかったのですが、今までの私の経験で言うと、直接電話してこられた方が2名ありました。当然この2名の方とはリアルで話しているわけですから、ネットでは書けないようなプライベートのお話しもすることになります。この瞬間からペンネームを使ったどこの誰かもわからない人では無くなります。言葉の発し方や間の取り方、抑揚などにより相手の気持ちがよくわかるようになります。その結果、距離が非常に近くなり、親しみが湧いて来ます。

これがさらに接近し、感謝の気持ちを何かで表したいと思ったときに、それが寄付行為として表されたものだと思います。hasunohaは全て自発的なボランティアですから、もちろん寄付など要求する僧侶はいません。寄付をした人も強い意思があってされたものだと思います。

もともとお寺というのはそういう意思を持った方々によって支えられ、現代まで続いてきたのです。それが寺請け制度(檀家制度)によって、強制的に仕組みが作られてしまい、本人の意思にあまり関係なく寄付をするような形にゆがめられたのだと思います。

僧侶の自発的な行動に感銘を受けた方が進んで寄付をするという形がとられ、それがお寺を支える財源になるとすれば、最も望ましい形です。というよりお寺の本来の形です。
今回のことはまだ一歩にもなりませんが、このような形が定着すればいいですね。

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